話す力、そして言葉の力
[金澤 貴司]
話す力。
商談やセミナー、コンサルティング。様々な場面で話す力は大きな影響を持ちます。
同じ話をしても、話し方ひとつで相手への伝わり方は全く異なります。
皆さんも新入社員の頃などに経験があるのではないでしょうか。
「先輩や上司の○○さんが話すとお客さんは納得してくれる」
「○○さんの話は分かりやすい」
などなど。
何が言いたいって、とにかく話す力をつくづく思い知らされる今日この頃な訳です。
特に、言葉の力。
同じ意味でも多種多様な表現方法がありますから、その数だけ伝わり方も違うと言っても
過言ではないでしょう。
僕は理屈っぽく、極力事実に忠実に伝えようとするあまり、言葉数が多くなり
くどくなったりする事が多々あります。
また、例えそれが事実で正しくても、お客さんにとっては気分の良い話では
なくなってしまったりする事もしばしば・・・。
僕の好きな元コピーライターで、ひすいこたろうという方がいらっしゃいます。
その方の著書に、こんなエピソードがありました。
『 春の魔法 』
まもなく春を向かえようとする、ある晴れた日、
NYの公園で浮浪者と出会った。
その浮浪者は首に「I am blind」と書いたものを掛けて物乞いをしていた。そうか。彼は目が見えないのか・・・・
しかし通行人は誰一人として彼にお金をあげる者はいない。素通りだ。
芝生に座っていた男は立ち上がり、その浮浪者に近づいた。
男は少しばかりのお金を浮浪者に恵み、その間に気づかれないように
浮浪者が首から掛けていた「I am blind」という文字を書き換えそして別れた。>>>それから 1時間が過ぎる頃、その浮浪者は異変に気づいた <<<
おかしい・・・
おかしい・・・・「あの男に恵んでもらってからの1時間。
それまでは誰一人お金を恵んでくれる人がいなかったのに
あの男に出会ってから、今度はすれ違う人、すれ違う人が
恵んでくれるようになった。物乞いのお椀にはコインが溢れ、人々が同情の声まで
かけてくれるようになった。あの男の運なのか?あの男は魔法使いなのか?」
実は、男は「I am blind」という言葉をこう書き換えていたのだ。
>>>「Spring,s coming soon. But I can,t see it」<<<
Fin.
出典「人生を3秒で変える名言セラピー538話」より>
どうですか?
素晴らしいお話だと思いません?
まさに、言葉の力を実感させられる話だと思います。
そう、それを今日、僕は紹介したかった・・・。