へんな会社Vol.68 -真のクレド-
[斎藤 裕子]
クレド(credo)とは
ラテン語で「信条」を意味する言葉。この言葉はジョンソン&ジョンソン社が1942年に作ったことに端を発し、リッツカールトンで脚光をあびて一躍有名になったことをご存じの方も多いようです。
しかし、このクレドの定義があいまいな企業が多く、経営陣が把握していない・多くの経営者が気づいていないケースがあるようです。
企業理念や社是などに代えて、クレドを導入する企業が現れているようですが、クレドは「行動指針」としてまとめられ、カード等“素敵な文物”を作ることが目的となっているケースが目立ち、その肝心の運用は薄く、ほとんどが形骸化している実態が多いとか。
企業は、クレドという信条を社内に浸透させるのがポイントですが、カード等のツールに力を入れているところが目立ちます。
その理由はシンプル。クレドが理念から生まれていないから。
気付かないうちに作ることが“ 目的 ”となり、ある企業では数十個の行動指針が描かれており、どれもこれもカッコよく、まともなフレーズが並んでいます。しかし、そのほとんどが社員の記憶にはなく、その結果もちろん行動にはつながっていない。
手段を目的にしてしまっていては意味がありませんね。
クレドを上手に活用する方法、それは経営理念を根幹から見直し、経営理念と連動させて、行動できる内容・行動できる数に絞り込んで、“ 徹底 ”させること。これがクレド作成プロセスの本質だとか。
CS同様、誤解を招いていることってすごく多く存在します。