へんな会社Vol.60 -Giving a wide berth-
[斎藤 裕子]
敬遠していることのひとつ。
それは「 ミュージカル 」です。
“ 先入観 ”が嫌いなタチなので、もちろん劇場に「 ミュージカル 」を観に行ったこともあります。
劇団四季 ライオンキングは感動しました。
宝塚歌劇も一度観に行きましたが・・・
---宝塚歌劇は、なにげに「アグレッシブな新作主義」の劇団です。年間約20作品(海外ミュージカルのリメイクを含む)が、宝塚歌劇として書き下ろされ、上演されます。これほどのスピードで、新作を発表している劇団は、現在の日本では見当たりません。
これは、複数名いる座付きの先生たちが、大劇場公演のたびに、ミュージカルとレビューを書き下ろしているからです。
しかし、単純計算で1ヶ月に1本以上のハイペースで作品を作りつづけているわけですから、どうしてもその「品質」にばらつきがでてしまう・・・ということは否めません。他のどこでもやっていないような佳作(個人的には「琥珀色の雨にぬれて」はすばらしい台本だと思う)もあるのですが、正直、「これってどうよ?!」と開いた口がふさがらないような作品もあります。不運にも、後者に当たってしまった場合、その人はもう2度と宝塚歌劇を見なくなるでしょう。
『 初心者のための宝塚歌劇観劇講座 』より
実は、後者に当たってしまったようです。