へんな会社Vol.59 -姿勢-
[斎藤 裕子]
「治国楢裁樹」
唐の太宗の言葉だそうですが、太宗は「本根揺がざれば、すなわち枝葉茂栄す。君よく清浄ならば、百姓なんぞ安楽ならざるをえんや」といっています。木というのは、根や幹がしっかりしていれば、枝葉は自然に繁茂するものだ、ということです。
企業経営で言えば経営者の経営姿勢や言動、行動をみて社員は行動しているし、それによって会社の成長も社員の幸せも決まってしまうということです。
組織というのはリーダーの人間力や指導力、統率力で性格や強さが決まるが故に、トップの普段からの行動や言動というものが組織に大きく影響を与えるので、行動は率先精励し身勝手な言動は慎まなければならい。
松下幸之助氏は「商売、経営に発展の秘訣があるとすれば、それはその平凡なことをごく当たり前になることに尽きる」といわれています。
経営者が常日頃から経営理念や経営方針を当たり前に実行する姿勢みて、社員一人ひとりが経営理念の真髄を知り、経営方針の実行を身をもって行う。そこに会社発展の秘訣があるのだと私なりに解釈しました。会社はリーダーである社長の性格、思考、行動のしかたで会社の性格も決まりますし、社員の仕事に取り組む姿勢やお客様に接する態度も決まります。
「下の上に事うるや、命するとこに従わずして、その行うところに従う」という言葉もあります。社員というのは社長から言われたことに、一見その通り従っているように見えるけれど、実のところ普段からの社長の言動をみてそれと同じようにやっているだけだということです。経営者は本根にならなければならないと思うしだいです。
『 船中八策の巻頭言 』より
---組織というのはリーダーの人間力や指導力、統率力で性格や強さが決まるが故に、トップの普段からの行動や言動というものが組織に大きく影響を与えるので、行動は率先精励し身勝手な言動は慎まなければならいそう。
確かに・・・
『 配慮と責任を忘れるな! 』と主張している年長組みや当人らが、全く配慮と責任の無い行動や言動を繰り返していたら、言い返してあげたらいいのです。
『 結果を出されているのなら配慮させていただきます! 』と。
自らも結果を残してから。
そして背中を見せることが、イチバンの指導方法だと云われておりますが、シゴトの世界においては結局、経験・年齢・性別に関係のない完全実力主義なんです。