リクルート Vol.73 -ワーク・ライフ・バランス-
[斎藤 裕子]
豊田通商、6年ぶり新卒採用 商社7社の「一般職」復活
豊田通商は、2010年春から事務職(一般職)の新卒採用を再開する。05年入社組からストップしており、6年ぶりの採用となる。総合商社各社では、最大手の三菱商事や三井物産が09年度中に一般職の採用の再開を行っている。就職難の中、総合商社全7社の一般職採用が完全復活しようとしている。
総合商社業界では、一般職は基本的に転勤がなく、昇進に制限がある正社員の雇用形態の1つだ。世界中に転勤の可能性がある総合職の業務を補佐する立場で、主に女性の採用形態として長年定着していた。しかし、90年代の「商社冬の時代」から一般職の採用を取りやめ、契約社員や派遣社員で業務を補うところが増えていた。
ただ、総合商社の業務もM&A(企業の合併・買収)を含めた事業投資も柱となるなど広がりを見せており、一般職の高度化も求められるようになった。
豊田通商では、直近5年間は派遣社員で業務を補う形をとったが、業務ノウハウが定着しないと判断。2010年春の新卒採用から、業務職(一般職)30人を採用する方針に切り替えた。同年春の全体の採用計画は前年度比15人増の 130人前後を計画している。
総合商社各社ではここ数年、一般職の採用再開が相次ぐ。世界同時不況下の中でも、優秀な人材を囲い込みたい狙いがあるほか、社員のワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の両立)を定着させるうえで雇用の多様化を進める考えもある。
例えば、三井物産が09年春から採用を再開し、三菱商事も09年秋以降に希望する契約社員を一般職の正社員として雇用形態を切り替える準備を進める。住友商事が唯一、一般職採用を堅持する一方で、伊藤忠商事や丸紅、双日がここ1~2年で一般職採用の再開を始めている。
2009/3/12
『 FujiSankei Business i 』
ワークライフバランスとは
「仕事と生活の両立」
「自分の人生の主導権を握ること」
「仕事と生活の調和」
「仕事と趣味が並行して走る"複線人生"」等云われていますが、真のワークライフバランスって一体何なんでしょうか?