へんな会社Vol.57 -社長が一番守れない-
[斎藤 裕子]
---社長が守らない・・・。最もモチベーションが低下し、社内の雰囲気が落ち込む原因がこれです。社員数20から30名までは社長の個人会社です。人の入れ替わりはあるものの、社長の独断で物事が進みます。しかし、会社を変えたい、成長させたいと思った時に、最も気を付けなければいけない事は、社長の言動です。特に経営者は大きくなるに従い、様々なルールを作りたくなります。人事評価制度、就業規則、行動規範、経営利行、人材規程・・・。会社をある程度の組織にまとめていく為に、こうしたルール作りは非常に重要です。ところが、こうしたルールを一番守れないのが社長なのです。
以前、あるご支援先でこんな事がありました。その社長が私にこう話しました。『長島さん、うちはフロアでの喫煙を禁止したんですよ。社内をクリーンにするためにね』この社長はヘビースモーカーでした。自分が最も禁止されたくない習慣についてメスを入れると聞いて、素晴らしいと感じた矢先です。口にタバコ、手にはライター。気付け煙・・・。社長に思わず『フロアは禁煙ですよね』社長は素知らぬ顔で『社長室は例外です』
社員は誰よりも社長を見ています。ルールや制度は出来上がると、それが実現できる気持ちになってしまうから不思議です。しかし、こうした様々なルールもそれが習慣として定着して始めて実現できるのです。中小企業の場合、特に社長が危ないです。決めたルールを誰よりも守っていますか?誰が見ても社長は守っていると見られていますか?会社を変えるためには自分の習慣を変える必要があります。
『 ITmedia オルタナティブ 』より
社長の言動がいかに影響を与えているのか?が書かれておりました。
<例外>をハジメカラ適用してしまうと、原則が崩壊しますよね。