project Blue──ソニーのサッカー日本代表応援プロジェクト 【Webブランディング】
[大倉 健志]
先日、とある広告系のブログを見ていたら、Google AdSenseにYouTubeを使った広告が掲載されていました。
よく見ないと広告とは気づきにくいのですが、ちゃんと動画の上に「Sponsor Ad」と記載されています。

さて、今日はこの広告がエントリーの主題です。
何気なく見てしまった動画だったのですが、実はソニーの「project Blue」というサッカー日本代表を応援するプロモーション映像だったのです。
その動画が、これです。
動画を観ていくと、ビルの外壁に文字が現れ、窓にかかっている部分を内部からポストイットを貼ることで文字が浮かび上がってきました。
これは「Blue Tag & Paste Project」と名付けられたプロジェクトで、ソニーの社員さんが一丸となってオフィスで使用した青いポストイットを使って、サッカー日本代表を応援するための巨大メッセージを作成し、編集した映像をYouTube上で配信していたようです。
project Blueのサイトには、プロジェクト・ブルーとは?」として、次のように書かれていました。
We are the team.
サッカー日本代表は、熱いプレーで、私たちに夢や勇気を与えてくれます。
では私たちが、代表に出来ることは何でしょう。
考えてみませんか。そして参加しませんか。
みんなが気持ちを合わせて行動すれば、きっと何かができるはず。
代表のために、そして私たち自身のために、始めましょう。
ひとりひとりが、新しい歴史をつくるteamの一員なのですから。
(「project Blue | ソニー」より)
また、ソニーのプレスリリースには、次のようにあります。
実は、2007年8月30日から開設されていたのですね。
今回開設するproject Blueサイトは、弊社が映像を通じて、あらゆる世代のサッカー日本代表チームをサッカーファンとともに応援していくことを目的に立ち上げるサイトです。サッカーファン一人ひとりが、ソニーが共有サービスとして展開する映像ネットメディアeyeVioを利用することで、ホームページ上に日本代表への応援メッセージを投稿できるなど、サッカーの新しい応援スタイルを提案していきます。
(「“サッカー日本代表応援プロジェクト”始動 第一弾企画 日本サッカー応援サイト“project Blue(プロジェクトブルー)”オープン」より)
一見、遠いようにも思えますが、ソニーの企業価値を高め、ブランディングに確実につながっていることは間違いないでしょう。
一体感を持って熱くなるサッカー日本代表の試合に向けて、それを応援するサイトを立ち上げることによって、ソニーというブランドも一緒に高めていくことにつながるからです。
自社だけでなく、何かへの取り組みを通じて、自社の強みであるサービスやポリシーを広く打ち出していく。
これこそがブランディングの王道であると思うのです。
非常に細かいのですが、このproject Blueのサイトの最下部には、Flashでできたフリーキックゲームがありました。
意外にゴールを決めることができません…。
単にサイトをつくるだけではなく、細かい部分へのこだわりによって、さらにファンを獲得していく、そういう細かい芸がソニーだなぁと思わせてくれたのでした。
やり出すとはまるので、仕事に差し支えないようご注意ください…。


