Google、トップページをリニューアル
[大倉 健志]
またずいぶんご無沙汰のエントリーとなってしまいました。
少し前になりますが、今月5日にGoogleのトップページがリニューアルされました。
新しいホームページでは、Google の理念である検索への迅速なアクセスは保ちながら、「Google 急上昇ワード」という、検索数が急上昇している検索キーワードをホームページ上に表示しています。
(「Google Japan Blog: Google Japan の新しいホームページ Version 2」より)

リニューアルされたトップページの特徴は、
のそれぞれへのリンクがトップページに表示されていること。
それから、Google Japan Blogでも触れられている「急上昇ワード」が表示されていることです。
時代とともに変化を続けるGoogleのトップページですが、今回の急上昇ワードの掲載は、これまでGoogleが目指してきた方向と少し違う方向を見ているような気がしてなりません。
私たちの追求する、情報へのアクセスの利便性向上の手段は、能動的なキーワード入力に限られないはずです。今回の急上昇ワードのような「情報との出会い」をあわせたこの新しいホームページを通して、日本のユーザーの皆さんが何か新しいことを発見したり気づいたりすることにお役に立ちたいと思っています。
(「Google Japan Blog: Google Japan の新しいホームページ Version 2」より)
Googleは、検索するための入り口でした。
能動的な検索に対して、効率性を高めるために、トップページは検索窓を中心としたシンプルな構成であったのに対し、今回は、受動的な検索をユーザーに提供することになったからです。
旬なワードは、よく検索されるキーワードであるがゆえに、「急上昇ワード」となります。
つまり、同じような情報を探しているユーザーに対し、「あなたが探そうとしているのは、こういったキーワードじゃないですか?」と先回りして、キーワードを提供することになります。
Googleのトップページに行けば、今話題になっていることがすぐにわかるから、Googleをもっと使っていこうというメッセージに感じるのです。
GoogleはiGoogleという個人個人でカスタマイズできる「パーソナライズドホームページ」も提供していますが、そうでないユーザーに対しても、どんどん利用促進を図ろうとしているのでしょうね。
先日comScoreが発表した日本の検索シェアは、Yahoo!が51.2%、Googleが39.0%と、かなり肉薄するようになってきました(「コムスコアが2008年9月の日本における検索ランキングを発表」より)。
このリニューアルを告知するためにおこなったブログプロモーションが、Googleのポリシーに反するとして謝罪する騒ぎにもなりましたが、それだけGoogleの意気込みが感じられますね。
さて、Yahoo! JAPANはどう動くでしょうか。