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SONY ハンディカム「Cam with me」 【Webプロモーション】
[大倉 健志]

 昨日に続けて、再度動画ネタです。

 SONYのハンディカムと言えば、小型ビデオカメラの代名詞とも言えるブランドです。
 そのハンディカムの新商品発売に合わせて公開されたのが、「Cam with me」というキャンペーンサイトです。

Come with me

 このプロモーションも、公開と同時に多くのブログで取り上げられ、話題になっています。

 ビデオカメラを買う動機としてもっとも多いと予測されるのが、「子どもを撮る」ことではないでしょうか。
 2008年2月に価格.comがおこなったアンケートによると、ビデオカメラを購入したいと思うきっかけとして、「子供の成長を記録するため」が44.4%(複数回答)で第2位となっています(1位は「趣味(旅行、風景など)」)。

 子どもの成長を記録することを目的に、子どもを持つ父親が主なターゲットと考えられる商品カテゴリですが、親心をくすぐる秀逸なプロモーションに仕上がっているのが、この「Cam with me」です。

 子どもの成長を追って、擬似的にビデオカメラで撮影できるという設定ですが、非常に丁寧に作り込まれています。
 最終的には、記録した映像の総集編を流してくれるのですが、撮り損なったシーンはあまりにも多い…。

 はてなブックマークやブログでの評価を見ると、ターゲットユーザーの情感に訴え、子どもの成長を記録しなければ…!と、ビデオカメラという比較的高額な商品を買いたいと思わせることに成功しています。
 これは、ターゲットユーザーがどういうときにほしいと思うか(インサイト)を的確に探り当て、そこをピンポイントに刺激することができているからと言えます。

 また、単に映像を見せるだけでなく、「REC」ボタンを用意して操作させることも、その世界に入っていきやすい仕掛けになっています。

 電化製品の場合、スペックや機能面での訴求が前面に出てしまいがちですが、どのようなシーンで使われるのか、どういったときにほしいと思うのかを分析し、情緒面からターゲットの琴線を刺激することで、多くの共感を得ることに成功しました。
 これは、他の業界や商品においても、通じるポイントです。


 「かけがえのない思い出は、なにげなく過ぎる毎日の中に。“ハンディカム”、まわそう。」というコピーで終わるこのプロモーション。
 あなたの琴線も刺激されましたか?

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