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[金澤 貴司]
歴史的な不況の波が世界を洗っています。
新聞の一面はどこを見ても「過去最悪」や「最低記録」など、
ショッキングなキーワードばかりが並び、もはや見慣れた感さえあります。
「もう暗いニュースは聞きたくない!」
そんな貴方に明るいニュースをお届け!
「お母さんはたくさん苦労をしてきた。もう何もしないでいいよ」。
そう言いながら、学業の傍らで搾乳やジャガイモの収穫といったアルバイトで、
学費と母親宛ての仕送り分を稼ぐ北海道在住の23歳の大学生がいます。
僕が毎日愛用しているgooのニュースで見つけた記事です。
いかがでしょうか。
奇跡的ではないけれど感動的。
ささやかだけれど温かい。
そんな切なくもありながら、生きるエネルギーを与えてくれるエピソードではないでしょうか。
こんな絵に描いたような好青年が、まだこの日本にもいます。
そしてきっと、この大学生と同じように、あるいは彼以上に
懸命に人生を生きて、前へ前へと努力をしている人もいるはずです。
若者による不可解な、ともすれば理解し難い事件が多くなっている昨今ですが、
その一方でこういった純真で優しい若者もいます。
こういう記事を読むと、暗いニュースばかりの世の中でも、
やっぱり前向きに生きていかなければと思います。
そして、メディアもショッキングなニュースばかりでなく、
もっとこういったプラスの力を生むニュースを取り上げて欲しいものです。
こんな時だからこそ、余計に。
今こそメディアの真価を発揮する時ではないでしょうか。