ガンバ大阪から学ぶ”プロフェッショナル”
[金澤 貴司]
昨日行われたクラブワールドカップの三位決定戦を観ましたでしょうか?
昨日、世界一のサッカークラブチームを決めるクラブワールドカップの三位決定戦に、
アジアを代表して出場していたガンバ大阪が試合を行いました。
対戦相手は北中米代表のバチューカというチームです。
この試合でガンバ大阪はバチューカに66%のゲーム支配率を奪われています。
この数字は、実力差があるケースによくみられる数字です。
つまり、試合自体の主導権を握られていた事になります。
しかし、ガンバ大阪は前半に奪った1点を守り抜き、見事3位の座を獲得しました。
この結果自体も実にすばらしいのですが、それよりも感激したのが
キャプテンでありゲームメーカーである遠藤選手です。
先週行われた「ガンバ大阪 対 マンチェスターユナイテッド」の試合で3-5で負けた時、
ガンバ大阪の多くの選手が負けたにもかかわらず
自ら積極的にユニフォーム交換をしていました。
中には笑顔でユニフォームを交換していた選手もいます。
しかし、遠藤選手だけは悔しそうな表情のまま誰ともユニフォーム交換をせずに
ロッカーへもどりました。
それついて遠藤選手は、
「負けたのに、そんなことをできる訳がないじゃないですか!」
とハッキリ言っていました。
バチューカとの試合終了後も、3位という結果については
「優勝するつもりでやっていましたから」
と笑顔はありませんでした。
この意識の高さこそプロフェッショナルだと感激しました!
こういう精神的な強さこそ、今の日本代表チームにも求められている部分でしょう。
欧米の選手にはフィジカルの強さやスピード面では劣ります。
だからこそメンタリティの強さが要求されるのではないでしょうか。
そもそも、ヨーロッパ王者のマンチェスターユナイテッド相手に、
本気で勝とうという気持ちがあった選手がどれだけいたか。
おそらく、試合後の表情を見る限り、ほとんどの選手が試合のペースを握り
3点を奪えた事に満足していると思います。
たとえ相手が世界最強のクラブチームであろうとも、
試合をする以上は勝つという意識が必要不可欠です。
そんなレベルでは世界で戦う事は出来ません。
勝てる相手にも勝てなくなってしまいます。
特に、サッカーという不確定要素の大きいスポーツでは、
メンタルの持ち方ひとつでプレーの質や量に大きく影響します。
遠藤選手はそういった事がよく理解できている、
まさに世界レベルの選手なのではないでしょうか。
僕は、遠藤選手に、日本サッカーの希望をみました。