エコプロモーション
[金澤 貴司]
本当のエコ推進活動が、トイレにありました。
日本トイレ研究所をご存知ですか?
日本トイレ研究所とは、地球上すべての人が安心して、健康的な生活を送るために必要な
トイレ環境のあり方について提案し、実現に向けて活動する組織なのです。
この日本トイレ研究所が12月1日、トイレットペーパーを大切に使うよう訴える
「トイレに、愛を。」運動を始めました。
キャンペーンの活動概要としては、
「トイレットペーパーを大切に使ってほしい、という思いを込めてつづったトイレの詩や
トイレアートをトイレ内に掲出します。また、キャンペーン中のトイレットペーパー使用量を調査し、
過去のデータとの比較を行います。」
との事。
つまり、シンプルに言うと、
トイレットペーパーの使用量を減らし二酸化炭素の排出減を狙う活動です。
日本トイレ研究所は手始めに、東京・新宿の高島屋の女性用トイレ(11、12階)に
トイレを題材にした詩や写真を張りました。
キャンペーン実施トイレは こんな感じ です。
研究所の予備調査によると、トイレットペーパーの1回の平均消費量は、
男性132センチ、女性99センチらしいです。
キャンペーン前後の比較調査も行い、CO2排出量の6%削減を目指す、
至ってマジメな組織です。
「要は優しい気持ちでしてもらえれば」とは、所長の加藤篤氏のコメント。
日本トイレ研究所という組織が発足していた事も驚きですが、
何よりも「トイレに、愛を。」というユニークさがイイじゃないですか!
生真面目に、「温暖化防止だ!」、「CO2削減するぞ!」と声高らかに叫ぶよりも
よっぽどインパクトがあって、親しみ易い。
「トイレに、愛を。」というやわらかさこそが一般の心を動かすような気がします。
直球ではなく、変化球で。
人の心を動かすという目的を果たす手法として、学ぶべき点のある事例ではないでしょうか。