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冬商戦を占う
[金澤 貴司]

「カシミア」、「鼻セレブ」、「やわらかフィール」。


これらの名前を聞いて何の商品か分かった人は僕と同じ悩みを持った人でしょう。

上記の商品はすべてティッシュの商品名です。
それも、従来のティッシュとは違い、「かみ心地」を意識して開発された
少し高価なティッシュです。

温暖化の影響で花粉の飛散量が増え、花粉症に悩まされる人は増加傾向にあります。
あるいは僕のように慢性的な鼻炎を抱える人もやはり多くいる現代。
これから冬を迎え春へと向かうに当たり、我々のような「鼻水コンシューマー」にとっては
ティッシュ選びひとつとっても重要な問題なのです。

自宅で、オフィスで、外出先で、ティッシュは必需品の季節ですから、
どのティッシュと運命を共にするかは生活に大きな影響を与えます。

まかり間違って街頭配布用のポケットティッシュなんぞで鼻をかみ続けたりしたら最後、
鼻下の皮膚は炎症を起こし赤く腫れ、鼻の入り口周辺は砂漠の如くガサガサに
荒れ果て、呼吸をするのも嫌になります。

鼻水の心配をする必要が無い人には分からないでしょうが、
「鼻水コンシューマー」の私たちにはそういった切実な問題があるのです。


そこで登場したのが前出の高級ティッシュ群。

ティッシュとしてのやわらかさはもちろん保湿効果を持たせたり、
アロエ成分を配合したりと、様々な商品開発が成されているのです。

これらは従来のティッシュと比べ、希望小売価格が300円近くする商品が
多く見られますが、死活問題を抱える「鼻水コンシューマー」に価格は関係ありません。

かみやすければ、即「買い」です。


そんな中、日本製紙クレシアから待望の新商品が発表されました。

今日の日経新聞に掲載されていましたが、高級ティッシュペーパーを
12月に発売するそうです。

この商品、三枚重ねで肌触りを追求した国内最高価格(限定品を除く)のティッシュです。


その名も、

            『 至高 』

価格はなんと、1箱525円!

パッケージは金色と色々の二種類で展開。
商品ロゴには著名書道家を起用する徹底ぶり。

「買い」ですな。


これだけでもう「ネピアなんか使えねぇ」なんて根拠の無いコトを思ってしまいます。

しかしながら実際に、保湿成分を含んだ高級ティッシュは販売が伸びているそうです。

今後は、スーパーなどでボリュームディスカウントされている割安商品と
高級商品への二極化が進むでしょう。

ティッシュでも、格差社会。


ああ、鼻をかみたくなってきたなぁ。


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