【環境への取り組み】パソコンの包装箱について
[真山 里美]
ECOで経費削減
この前に、読んだ本の話です。
現在ではデスクトップ型PCの数を越えたという ノート型PCの輸送
の話です。
10年ほど前まで、配送中の追突や落下に備え、パソコンの包装は
厳重を極めていたそうです。
まず、小さいダンボール箱に入れ、その箱を包むように四隅に緩衝
用の発砲スチロールをかませ、さらに大きいダンボール箱に入れて
いました。
小型のみかん箱ほどになる包装箱の大きさに疑問をもったある意匠
デザイナーが、ダンボール材を複雑に組んで緩衝機能を持たせ、1
つの小箱だけで十分に衝撃や落下に耐えられるダンボール箱を完成
させました。
その結果、ダンボールの使用量は半分以下に、発砲スチロールは不
要になりました。そして、3つ目の思わぬ効果が、輸送時のトラックに
積める個数でした。一度に約3倍も積めるようになったのです。
このデザイナーのひと工夫が、紙(ダンボール)や、石油(発砲スチ
ロールと輸送用のガソリン)の消費を格段に低減させたのです。
環境面で工夫をすると、コスト削減に繋がる好例となりました。
この意匠に対して100万円を超える報奨金が支払われたそうです。
そういえば、ちょっと前までの包装ってグルグル巻きでしたよね。
そこまで、しなくったって・・・。 というカンジです。
良い連鎖ですよね。
こういった、ECOへの取り組みはどんどん進化しています。
今だったら、その工夫されたデザインのダンボールがリサイクル
可能になっているかも知れません。
疑問に思ったことを、思考錯誤しアイデァを想いめぐらせる。
疑問に思わなければ何も始まらない。
思っただけでは、何も変えられない。
今は消費者も企業も、環境への取り組みが問われる時代です。
また、皆さん敏感で各自で出来る事から始めようと意識は高いように
思います。
でも もっと、もっと敏感になり取り組んでいくことが、急務です。
企業においても、CSRへの取り組みは多様化し、企業のブランド力
向上、プロモーションにもなっています。
皆が少しづつ意識をし、取り組んでいきたいですね。
《 CSR 》 企業の社会的責任 現在、CSRと呼ばれるものは幅が広く
多様化しています。コンプライアンス、ガバナンス、リスク管理、
環境規制の法令違反、メセナ活動(企業による芸術・文化の援護活動)、
企業倫理、環境経営等など
国や企業によってとらえ方は様々です。