Yahoo!が解説したWebのつくり方
[大倉 健志]
この1週間はYahoo!でさまざまな動きがありました。
なかでも、Yahoo!が「Yahoo!検索 インフォセンター」を開設したのは、大きなニュースであったと思います。
「Yahoo!検索 スタッフブログ」の9月16日のエントリによると、「Yahoo!検索 インフォセンター」は、これまでYahoo!検索に関する情報を求めるサイト管理者から「わかりにくい」と不評だった、「サイト管理者向けヘルプ」に代わるものとして開設されたもの。ここでは、米Yahoo!で設計・開発・運用し、「Yahoo!検索」が利用している検索エンジン"YST(Yahoo! Search Technology)"に関連する情報を閲覧することができる。
(「Yahoo!検索、サイト管理者向けにインフォセンター開設:MarkeZine(マーケジン)」より)

検索エンジンでの上位表示を目的としたSEOは、当社でも「Ultra SEO」としてサービス提供しておりますが、単に上位に表示させることを目的としたのでは、本来の意味での「SEO」にならないと考えています。
内容も中身もないサイトやページを一時的に上位に表示させることは、もちろん可能です。
ただ、それではまったく意味をなさないのです。
今回公開された「Yahoo!検索 インフォセンター」に掲載されている情報は、「どのようにWebを作るべきか」を示した指標であると思います。
これは検索エンジンに対してだけではなく、ユーザーに対して本当に必要な情報を適切に届けるために必要な情報であるのです。
ただし、これらは基礎的なベースの情報です。
これらを基礎軸として、どのような戦略性をWebサイトに持たせていくか、を考えていくことがもっとも重要であると思うのです。
SEOは1つの手段でしかありません。
上位に表示されることは、プロセスの1つでしかありません。
検索結果数も検索回数も多いビッグワードで上位表示させたとして、そのキーワードで来訪するユーザーは、本当にターゲットとしたいユーザーでしょうか? 貴社にとって顧客となりうるユーザーでしょうか?
SEOを考えておられる皆さまには、今一度このあたりを振り返っていただきたいと思うのです。
Webを制作する際、Webをリニューアルする際、一番最初に考えるべきは「いくらで構築するか」ではなく、何を目的として「どのように構築するか」です。
Webは「リンク」を介してつながるネットワークであることから、どのような構成でつくっていくかが本当に重要なことです。
そのために役立つ情報が、「インフォセンター」にあると思いますので、Web担当者やWeb制作会社の方々は参照いただければと思います。