Amazon.co.jpの利用者調査
[大倉 健志]
インターネット上で商品を買うならAmazonで、というほどAmazon好きなわけですが、先日このAmazonに関するリサーチデータが出ていましたので、ご紹介します。
インターネットコム株式会社と JR 東海エクスプレスリサーチが行った「Amazon.co.jp」に関する調査によると、Amazon.co.jp 利用者うち、4割以上がマーケットプレイスで商品を購入したことがあることが分かった。
調査対象は、官公庁や地方自治体、民間企業に勤務する全国20代から50代の男女330人。男女比は男性77.6%、女性22.4%、年齢別では、20代 9.7%、30代32.4%、40代41.2%、50代13.3%、60代3.3%。地域別では、北海道0.9%、東北1.8%、関東30.6%、甲信越 0.9%、東海39.7%、北陸0.9%、近畿22.4%、中国2.1%、四国0.0%、九州沖縄0.6%。
(「Amazon.co.jp、利用者の4割以上が「マーケットプレイス」で商品を購入 - japan.internet.com デイリーリサーチ」より)
Amazonでもっともよく購入されている商品カテゴリは、「本・コミック・雑誌」で85.8%。
次に多いのが「DVD・ミュージック」で50.5%。
その他のカテゴリについては、25%以下という結果になっていました。
書籍やDVD、CD等は、Amazonの中でも非常に古くから扱われている商品カテゴリであり、どこで購入しても変わらない物であることが、多くの購入者を獲得している理由ではないかと思います。
私個人としても、書籍やCDについては、Amazonで購入することがもっとも多く、店頭で購入して持ち帰らなくてもよく、購入する時間や場所を選ばないといった理由で、非常に重宝しています。
ただ、だからといってリアルの店舗での購買がなくなるかというとそうではなく、音楽CDなどは、店頭で視聴してみたり、偶然出会うものから購入に至るケースも多々あります。
Amazonのすごいところは、商品を一括発送する場合、1,500円以上の購入で送料が無料になる点です。
今回のリサーチでも、合計金額が1,500円以下の場合は、1,500円以上になるよう差額の商品を追加すると回答した人が、45.9%と約半数の人が追加の商品を選択していることがわかっています。
つまり、書籍を1冊買おうと思って、1,500円に満たなかった場合は、それほど購入意欲が高くなかった商品にまで手を伸ばしてしまうということです。
このような導線は、「あわせて買いたい」や「この商品を買った人はこんな商品も買っています」、「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」といった、レコメンド機能によっても促されています。
実は、Amazonプライムという年額3,900円(税込)の会員サービスを利用すれば、1,500円未満の商品でも無料で配送してもらえるのですが、私の周りではAmazonプライム会員になっている人が少ないように感じます。
Amazonでの購入機会が多い人であれば、都度の送料や購入金額を気にすることなく購入でき、「お急ぎ便」で届けてくれるAmazonプライムのサービスは非常にメリットが多いように思うのですが。
さて、今回のリサーチから感じたことは、Amazon自体がまだよく理解されていないのではないか、ということです。
Amazonは本やCDを売っているところ、というイメージが強く残っているという感じがするのです。
最近では、アパレル関連の商品も扱っていますし、WILLCOMの携帯電話も扱っていたりします。
まだまだUSのAmazonと比べると扱っている商品カテゴリは少ないですが、今後もさらに取扱商品も増えていくものと思います。
今回のリサーチでは、Amazonの「マーケットプレイス」について、4割以上の人が利用したことがあると回答したことがトピックとして扱われていますが、マーケットプレイスの活用もまだまだ少ないものだと思います。
もし、古本屋などが本格的にAmazonのマーケットプレイスに参入してきたら、オンライン市場もさらに活性化するのでは…と思ったのですが、ブックオフはすでに独自のサイトを持っていたのですね。しかも、どこかで見たことがあるようなレイアウトで…。いっそのこと、Amazonと連動してもらいたいものです。