「恋するタイマー」に恋をした
[大倉 健志]
先日、富士フイルムから「恋するタイマー」を搭載したデジカメの発売が発表されました。
富士フイルムは22日、光学ズーム5倍レンズ搭載で有効1000万画素のコンパクトデジタルカメラ「FinePix Z200fd」を6月7日に発売すると発表した。顔検出機能を応用したユニークな自動撮影機能「恋するタイマー」「みんなでタイマー」を搭載し、ツーショット写真や集合写真の失敗を少なくした。予想実勢価格は4万円前後の見込み。
恋するタイマーは、フレーム内で2人の顔の距離が近づくと撮影準備に入り、2秒後に自動でシャッターを切るという一種の自動撮影機能である。撮影準備に入るための距離を「ラブ度」と名付け、「お友達」「仲良し」「ラブ」の3段階(左から右に行くに従って設定距離は近くなる)で設定が可能。
(「富士フイルム、「恋するタイマー」搭載のコンパクトデジカメ PC&デジタルカメラ-最新ニュース:IT-PLUS」より)

なぜこのニュースを取り上げたかというと、「恋するタイマー」というネーミングがいいな、と思ったのです。
ソニーからも「ハイ、ソニー。」のCMでおなじみの「スマイルシャッター」機能が搭載されたデジカメが発売されていますが、どちらもただ撮れるだけではない、よりよい写真を撮るための機能を、明確なネーミングで表していることが、すばらしいと思うのです。
「恋するタイマー」なんて、気恥ずかしいし…と思うかもしれませんが、デジカメの機能が勇気を与えてくれる、なんてこともあるかもしれませんね。
それにしても、最近のデジカメにおける技術の進歩は著しいものがありますね。
ようやく、デジタルならではの機能を搭載したカメラが増えてきた、とも言えます。
簡単に、きれいな写真をシャッターチャンスを逃さずに撮ることが、エンドユーザーの思いであるわけですから、そういった思いを助ける、「スマイルシャッター」や「恋するタイマー」などの機能は、わかりやすく受け入れられやすいものだと思うのです。
そういった「わかりやすさ」を自社のビジネスにいかに取り入れていくか──。
もちろん、一部の人にだけ伝わればよいものもあります。
しかし、ブランドを高めるには、そのブランドが何者であるかをわかりやすく伝えることは、もっとも大切なことの一つであると思います。
「恋するタイマー」を搭載したFinePix Z200fdの発売はまもなく。
気になった方はぜひ店頭でお確かめください(笑)