PR上手になって紹介を増やす方法
[大倉 健志]
以前にもご紹介したことのある棚橋氏(株式会社イード)のブログ「DESIGN IT! w/LOVE」に興味深い記事が掲載されていましたので、ご紹介します。
今回は、「PR」がテーマです。
PR (Public Relations) は、日本語では「広報」と呼ばれています。
特に企業においては、広報活動を効果的におこなうことによって、商品認知度や企業のブランド力を高めることにつながります。
「広告」と大きく違うのは、受け手の印象です。
さまざまなメディアに取り上げられることによって、客観性を持った形で情報が流れるようになります。そのため、広告とは違って、企業の営利性が全面に出ることが少なく、受け手に好意的に受け入れられることが多いのです。
さて、前述の棚橋氏のブログでは、以下のようなことが書かれていました。
会社でも、個人でも、自分(たち)ができること・やりたいことをうまく外部の人に理解してもらえてなくて損してるよなーと感じることがよくあります。
まわりにもっと自分(たち)ができること・やりたいことをわかってもらえば、いまよりやりたい仕事ができるようになるし、やりたいことをもっと楽にできるようになるのになーと、はたから見ていて感じるわけです。
(中略)
仕事をたのむほうにとっても、たのまれるほうにとっても、事前のPRでその人(たち)が何ができるかがわかっていれば、初期段階の探索コストやコミュニケーション・コストが省けていいと思うんです。
(「PR下手で損してる人(たち)に贈る日々のPRを続ける5つのコツ:DESIGN IT! w/LOVE」より)
まさにこの通りですね。
もっともっとわかりやすく伝える必要があると思います。
自分たちのことは自分たちが一番よく知ってはいるけど、それを自分たちの言葉でしか発することができていない。
つまり、第三者が見ても、わかりにくくなってしまっているのです。
自分が第三者になったときは客観的に見ることができるため、他人や他社のことについては批評できるというわけです。
自分のことを他人に伝えるということは、日本人はあまり得意としていないように思います。
それは自らを省みてもそうなのですが、自分に何ができるか、どういう方向に行きたいと思っているのかが、イメージや雰囲気だけではなく、はっきりと言葉にできる形で伝わっていれば、「紹介」も増えていくのだと思います。
異性を紹介されやすい人とそうでない人がいますが、これも同じことではないでしょうか。
では、どうやって伝えていけばいいのでしょう。
人だって法人だって常に変化してるわけで、その変化するものを情報という固定化されたものに変換するわけですから、エイヤ!である時点で切り取る以外に明文化の方法なんてないんです。
自分(たち)のPRができない人はここがわかってない。
それでまだ準備ができてないからとか、公表できる段階じゃないからとかいったりします。
いやいやそうじゃないんですって。そんなの待ってたって、そんな準備が整う日なんて永久に訪れないんですって。変化するのが常態であるものを固定化しようというんだから、エイヤ!と決めたタイミング以上に最適なタイミングなんてないんです。
準備が整うを待つのではなく、むしろ、準備の過程も含めて日々自分たちの考えてること、やってること、取り組んでいることを外部に示していくことで、厚みのある信頼感のあるPRができていくんです。
(「PR下手で損してる人(たち)に贈る日々のPRを続ける5つのコツ:DESIGN IT! w/LOVE」より)
どんどん出していけばいいんですね。
状況や情報は常に変化していくものですから、その時点のものを発信していくこと。
そうすることによって、「今」何を考えているのか、どうしていきたいと思っているのかを知ってもらうことができるというわけです。
まさにその通りなのですが、なかなかできていない自分がいるような気がします。
企業においても、Webで表現することは、かなり考えて考えてベストなものを出そうとしてしまいがちですが、まずは情報を発信していく、ということが大切なのではないかと思います。
発信してから、改善していけばいいんですよね。
また、ブログを活用することも効果的だと思います。
ブログであれば、気軽に気楽に書いていくことができると思いますし、すぐには企業サイトで表現することができないことも、即時に発信していくことができるからです。
で、「日々のPRを続ける5つのコツ」として以下の5点を挙げられています。
詳細は「PR下手で損してる人(たち)に贈る日々のPRを続ける5つのコツ:DESIGN IT! w/LOVE」をご覧くださいね。
- 基本は宣言、実施、報告。
- いま仕事になってることなら需要はある。
- ノウハウは公開しても奪われない。隠してると期限切れになる。
- 嘘は書かない。夢を書く。
- とにかく続ける。肩の力を抜いて。
2つ目と3つ目は、なるほどなぁと思わされました。
仕事になっているのであれば、他にも必要としている人はいるはず、ということ。
自らがノウハウだと思っていることも、今使わないとノウハウでなくなってしまう、ということ。
相談されるためには、自らが何をできるのかを相手に知ってもらわないといけないわけですから、情報の出し惜しみをするのではなくて、どんどん出していけばいいんですね。
黙っていては、何もできない、何も知らないと思わせてしまっても仕方がないということでしょうか。
今回は自戒の意味を込めて、「PR」についてのエントリーとしました。
私自身も「PR上手」を目指していきたいと思います。