偉大なプログラマと思いを共有?
[臼井 友章]
先日読んでいた記事で印象深かったのが、まつもとゆきひろさんと小飼弾さんの対談記事。お二人とも日本が誇るプログラマで、まつもとさんは Ruby の開発者、小飼さんは元ライブドアの取締役で、「404 Blog Not Found」というブログが有名な方だが、Perl の開発者としても有名で、Jcode.pm の開発などをしていたことで知られています。
その対談記事の中で、「つまらないと思いながらプログラムをつくることがある」という質問に対して、小飼さんが
頭の中でコードを構成しているときは面白いが、それを転写する作業がつまらない。もっと速く動く手が欲しい。手にインターネットを直付けしたい
と回答されているのを読んで、同じことを考えるんだな、と思って少しうれしくなったのです。
これって、数学の問題やパズルを解くのと同じ発想なのだと思います。頭の中で答を探すその過程が楽しいのであって、解けてしまってからそれを解答用紙に記載するのは、ただの作業にすぎません。プログラミングも「こういうものを作りたい」という命題に対して、「あ~、こうやったらいいのかな?」と頭の中で試行錯誤をすることが知的作業としては楽しいのであって、それを記載して、実際に動くかどうかの確認をするのは、検算をするようなもので、開発の過程の中では重要なのですが、わくわくするようなものではないのです。
日常の仕事の中で、常にそういった知的な刺激を受けられるわけではありませんが、どうしたらおもしろく仕事ができるかを常に考えながら、仕事ができればと思います。