ウェルチの新しい試み
[金澤 貴司]
WPPグループのジェイ・ウォルター・トンプソン社から、「おいしい広告」が創られました。
「People」という大衆雑誌にジュースメーカーとして世界的に有名なWelch’sが
出稿した広告です。

この広告、実際に舐めてジュースの味を試せるというもの。
舐めるためにシールをめくる仕組みです。
消費者に行動を喚起させる広告として非常にユニークで優れていると思いませんか?
以前、 「滞在時間とブランディング」 の回でも書きましたが、
売り込みだけの広告に消費者は飽き飽きしています。
消費者の興味を惹くだけでなく、行動を呼び起こす広告こそ
これからの広告と言えるのではないでしょうか。
まあ、実際に舐める人がどれだけいるかは疑問ですが、
発想としては正しく、そしてそのアイデアとして斬新だと思いました。
個人的には、舐めた後に唾液の成分によって化学反応が起こり、
ウィットの効いたコピーが現れる・・・。
という"隠し味"があると、より効果的だなぁと。
特に日本の広告には無い要素なので、
そういったヒネリの効いたものを期待してしまいます。