呼び名で変える
[金澤 貴司]
前回のブログで言葉のチカラについて書きました。
今回は、言葉のチカラをもっとポジティブに使って日常レベルで活かそう!
という提案です。
まずはこちらをご覧ください。

これは、2003年のお正月に新聞広告として宝島社が掲載したものです。
これまで当たり前のこととして長く使われ続けてきた様々な存在の「呼び名」「名称」自体が、
実は世の中の意識を呪縛し続けている大きな原因になってはいないか、
そしてまずそこから見直すことで、この国が次へ進む打開点が見出せないだろうか、
という主旨の広告です。
この国の今を突き刺しつつ、しかも単なる批判で終わるのではない、
ポジティブな提案性を持ったメッセージ広告として非常に興味深いと感じました。
「名は体をあらわす」とよく言いますが、表現を変えるだけで受け取るイメージや印象が
全く違って聞こえるところがおもしろいと思います。
しかも、皮肉だけでなく本質を突いた表現をしている点にも注目です。
この考え方を活かして、私たちの日常業務の中でよく使われる言葉を
もっとポジティブで分かり易いものにしましょう!
ちなみに当社でよく使われる言葉としては以下が挙げられます。
・「スキーム」
・「ペンディング」
・「マター」
・「FIX」
・「マネジメント」
などです。
思いつくものだけを書いたので、意識すればもっとありますが、
やはり横文字の言葉ばかりですね。
本来は、「リスク」など、日本語で相当する言葉が無いから英語を用いていたはずが、
昨今では日本語で表現できる言葉さえ英語で表現しているケースがしばしば見受けられます
また、複数の意味や比較的広範囲な意味合いを持つ言葉を言い換える事で
より分かり易く、且つ明確な表現にする事が出来るのではないでしょうか。
大きな改革の前に、まずは「呼称改革」から始めてみてはいかかでしょう。