NIKEのWebプロモーション「NIKEiD JASARI」
[大倉 健志]
まずは、下の動画を観てみてください。
これは、「NIKEiD JASARI」という、NIKEのランニングシューズのプロモーションです。
NIKE+の公式ブログでは、以下のように紹介されています。
96年に開催されたアトランタオリンピックで、ケニアの選手たちがこぞって使用していたと言われる「JASARI」が再登場しました。「JASARI」とはスワヒリ語で「恐れを知らない」という意味です。もちろんNIKE+ 対応!
スペシャルサイトでは、オリジナルブログパーツを配布。ソースをコピーして自分のブログに貼り付けてみてください。あなたのブログが道になり、ブログとブログが繋がって、ランニングのコースを作り上げます。そして、その道の上をランナーが駆け抜けます。
(「NIKE+ 公式ブログ | Tune your run」より)
ブログ、動画…。
さすがNIKE、と思わせてくれます。
「JASARI」に興味を持ったブロガーが、自身のブログにブログパーツを貼り付け、それらが「道」となってランナーが走り抜ける。
商品とコンセプト、ストーリーが一体となった秀逸なプロモーションと言えるでしょう。

テレビでも、AppleのiPodと連動して自らのランニング記録を残せるnike plusの「ワールドランニングクラブ」のCMが流れていますが、「ひとりで走るランニングは、終わった。」というコピーとともに、「つながり」と「走る楽しさ」を伝えています。
これからのWebは、こういったストーリー性が何よりも重要になってくると感じています。
企業が一方的に、自分の言いたいことを言うだけのWebはもう終わったと考えるべきです。
ユーザーとともに世界観や理念を共有できる企業が、Webで成功すると言っても間違いではないと思います。
まさに「ブランディング」と言えるでしょう。
ちなみに、制作は「多田屋」のサイトでも有名な.spfdesignの鎌田貴史氏。
いつも驚嘆させられてばかりです。さすが、としか言いようがありませんね。