マズローの欲求6段階目!?
[山本 彰洋]
皆さんもよくご存知のマズローの法則
マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものです。
人間の基本的欲求を低次から列挙しますと、
1. 生理的欲求
人間が生きる上での衣食住等の根源的な欲求
2. 安全の欲求
生を脅かされないことの欲求
3. 親和の欲求
他人と関わりたい、他者と同じようにしたいなどの集団帰属の欲求
4. 自我の欲求
自分が集団から価値ある存在と認められ、尊敬されることを求める認知欲求
5. 自己実現の欲求
自分の能力・可能性を発揮し、創造的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求
の5段階に分類され、これらは「階層説」とも呼ばれます。
下位の欲求が充足される事により、上位の階層へ移行するものとした考えです。
ここまでは、比較的馴染みのある方が多いと思われますが、
なんと!!マズローの法則には、実は6段階目があったんです。
6段階目の欲求は・・・
6.コミュニティ(共同体)発展欲求
自己実現した個人は、所属する共同体全体の発展を欲求する。
ちなみに、この説が陽の目を見なかったのは、マズローがユダヤ系ロシア人移民の息子であり、「コミュニティ」という主張が、冷戦下の米国で共産主義者のレッテルを貼られるのを恐れたためだそうです。
人間の欲求の流れとして、
最低限度の生活の保証
↓
他者とのつながり
↓
個としての自己精査
↓
自分の周りの発展
という流れでしょうか?
この6つ目の欲求は、僕なりにすごく胸に落ちるものでした。
これはすごく的を射ているものだと思います。
人間誰しも自分が一番かわいいものです。
そりゃ人間だって、生き物なので当たり前です。
でも、かといって、自分一人だけ生きることも、幸せになることもできないでしょう。
なので、当然、他人との共存共栄が必要となってくるのです。
当たり前と言えば、当たり前ですが。
鉄鋼王で知られるアンドリューカーネギーは、著書『富の福音』の中で、
「裕福な人はその富を浪費するよりも、社会がより豊かになるために使うべきだ。」
と述べています。
アンドリューカーネギーのような成功者がそうしてきたように、
最終的には、人間は自分の属するコミュニティの発展を目指すものなのでしょう。