アイレップによる検索エンジン相関図、モバイルにおけるGoogleのシェアが80%に
[大倉 健志]
今回は検索エンジンの勢力争いについて取り上げてみたいと思います。
検索エンジンと言えば、Google、Yahoo!、Windows live (MSN)、gooあたりを挙げられる方が多いでしょうか。どれも歴史のある検索エンジンですが、新顔では先日日本参入が発表された中国産の検索エンジン「百度 (Baidu)」がありますね。個人的には非常に行儀の悪い検索エンジンだと思っていますし、今さら参入してきたところで、数年内に撤退するのではないかと予測しています。
さまざまな検索エンジンがあるわけですが、実はGoogleとYahoo!がそのシェアのほとんどを占めています。
以前はMSN(現Windows live)を入れて三大検索エンジンと言われていたわけですが、今は二大検索エンジンの時代となっています。
国内でもプロバイダ系など数多くの検索エンジンがあると思われていますが、その多くはGoogleやYahoo!の検索エンジンのOEMもしくは機能拡張版となっています。
アイレップが運営するαSEOで2008年1月版の「検索エンジン相関図」が公開されていますので、一度ご覧になってみてください。
検索エンジンには検索連動型広告も掲載されていますが、これは大きくOvertureとGoogle AdWordsに分かれます。Overtureと言えば、米国Yahoo! Inc.の子会社でもありますので、検索連動型広告の世界においても、GoogleとYahoo!の二大巨頭がシェアを争っていると言えます。
日本ではYahoo!、海外ではGoogleが人気と言われますが、こうやって見ると一概にそうとは言えないような気もしてきますね。
さて、GoogleとYahoo!によるシェア争いがおこなわれている一方、モバイル検索の方はまだまだ混沌としています。大小さまざまな検索エンジンが存在し、モバイル検索の分野においてはGoogleもYahoo!もこれから、といったところです。
しかし、先日のニュースにもあったようにNTTドコモとGoogleの提携によって、Google圧勝の勢力図に変わっていきそうです。
NTTドコモとGoogleがモバイル分野で提携を発表しました。従来DoCoMoは公式サイト検索と、一般・PCサイトの検索を分けていましたが提携によりau同様に3つが同時に表示されます。公式サイト検索はこれまで通りgooの検索技術ですが一般・PCサイトはGoogleになります。単純合算でモバイル検索の分野ではGoogleが80%のシェアをとることになり、モバイルSEMではGoogleを意識していく必要があります。
(「検索エンジン相関図 2008年1月版|αSEO(アルファSEO)」より)
今後、まだ未成熟なモバイル検索におけるSEOや検索連動型広告が活発化していくことになるでしょう。
また、モバイルにおけるGoogleのシェアが圧倒的に高まったことで、Googleの検索連動型広告である「AdSense for Mobile」に注目が集まりそうです。
グーグルは10月10日、モバイルサイトにコンテンツマッチ広告を配信するプログラム「モバイル版コンテンツ向け AdSense」を日本でも提供開始した。
モバイル版AdSenseは、PC版と同様のコンテンツターゲット技術により、ページ内のコンテンツに合わせた広告を自動的に配信する。
(「グーグル、モバイル版AdSenseを日本でも提供開始:モバイルチャンネル - CNET Japan」より)