実践!SEO対策「キーワード出現率」について
[大倉 健志]
MarkeZineで、「基礎からはじめるSEO対策リファレンス」の連載が開始されました。
執筆は、「SEOTOOLS」で有名なスプール社の八百谷氏。
こういった方々による執筆が増えていくことは、非常に喜ばしいことです。
競合するところもありますが、SEOという小さな枠にとらわれることなく、Web業界全体の底上げに我々も貢献していきたいと思います。
さて、「SEO対策リファレンス」の第1回目に取り上げられたのは「キーワード出現率」。
「キーワード密度」や「キーワードデンシティ」とも言われますね。
しかし、SEOをおこなうにあたって、キーワード出現率はどれほど重要な指標なのでしょうか?
確かに、各サイトや各ページにおいて、中心となるキーワードが存在し、テーマが明確なサイトほど、その傾向が強くなります。
ただし、ページ内に、テーマを表すキーワードが相当数含まれていることはいわば当然であり、この対策は、あくまでページが検索エンジンに“適正に”評価される状態にもっていく行為に過ぎません。
(「MarkeZine:◎キーワード出現率とは~検索上位サイトのページに「キーワード」はどのくらい含まれるのか?」より)
八百谷氏もこのように書かれていますが、キーワードの密度が高いのは、いわば当然のことと言えます。
逆に密度が高くないサイトは、何について書いてあるサイトなのか、不明確な場合がほとんどです。
では、このようなサイトの場合、どのようなことに気をつければよいでしょうか。
ポイントは、キーワードが何回出てくるかを気にするよりも、キーワードを置く位置や文章の書き方に注意する方がよっぽど効果的です。
つまり、titleタグやmetaタグ内にきちんとキーワードを含めること、見出しのhxタグにもキーワードを含めること。
そして、「これ」「それ」「あれ」などの指示代名詞を使わずにきちんとキーワードを含めて文章を書くことです。これをおこなうだけで、キーワード含有率は上昇しますし、Webにおけるライティングを考えたときに、読みやすく理解しやすい文章となります。
SEO対策といっても、ユーザーにとってメリットがある形でおこなわれなければ意味がありません。
多くのページが、総単語数 500~1000語で、キーワード率 2~5%あたりに集中しています。上位サイトと下位サイトに大きな差異が見出せない点から、決して上位表示の決定的要素では無い事がわかりますが、キーワード率をこの範囲から激しく逸脱させるメリットが無いこともまた明白です。
(「MarkeZine:◎キーワード出現率とは~検索上位サイトのページに「キーワード」はどのくらい含まれるのか?」より)
今回の記事では、スプール社の調査結果から、「キーワード率は2~5%」程度がほとんどであることがわかっていますが、それと順位には関連性がないということもわかっています。
つまり、何%にしなければならない、と考える必要はない、ということです。
当社のSEO対策サービス「Ultra SEO」においても、キーワード含有率はあまり重視していません。
大切なポイントはもっと他にあるからです。
ネット上には、さまざまなSEOに関する断片的な情報が流れていますが、それらに一喜一憂することなく、「相対的なSEO」ではなく「絶対的なSEO」をおこなっていくべきだと考えます。