経営者のためのアクセス解析入門
[臼井 友章]
これから何回かにわたって、経営者の方向けに、アクセス解析の基礎的な内容について書いていこうと思います。
Webを利用したマーケティングの重要性が叫ばれる昨今、経営者の方も担当者から自社サイトのアクセス状況について報告を受けることも少なくないのではないでしょうか。そういった場面で役立つような情報をお届けできればと思います。
第1回目のテーマは、ページビューです。
ページビューとは、一定の期間に表示されたページ数の合計です。たとえば、トップページ→会社案内→トップページとリンクをたどって移動した場合、3ページビューとなります。
ページビューは、指標として非常にわかりやすいため、経営者の方も目にすることが多いかと思います。そして、その増減に一喜一憂されている方も多いのではないでしょうか。
ページビューを見る際には、数の多い・少ないを見るのではなく、変化をつかむように見ることをおすすめします。ページビューは、集計の仕方によってもかなり数字が変わるため、1万ページビューだから駄目で、100万ページビューだからよい、というわけではありません。他と比べるのではなく、自社サイトの数字がどのように変化しているのかをみることが重要です。
たとえば、他の日と比べて、特別に多い日や少ない日がある場合には、その原因を調べるようにします。また、サイトデザインの変更やページの追加といった作業の前後で、どのようにページビューが変わったのかを追いかけることで、その変更の効果を把握することができます。そのような見方が正しいページビューの見方なのです。