Yahoo! Inc.の逆襲
[大倉 健志]
久しぶりのエントリーです。
今回は、アメリカ本国のYahoo!の話題をお届けしたいと思います。
海外、特にアメリカにおいて圧倒的なシェアを誇っていたGoogleの牙城が、Yahoo!によって崩されようとしていることが、ASCIの調査からわかりました。
米ミシガン大学が毎年発表している、顧客満足度指数(ACSI:American Customer Satisfaction Index)のポータル・検索エンジン分野のランキングで、Yahoo!が5年連続トップのGoogleを抜き、第1位になっている。
(「米検索エンジン満足度調査、1位はYahoo!、2位はGoogle-(((SEM-ch)))」より)
日本では、閲覧ページ数、滞在時間、利用者数のいずれにおいても圧倒的なシェアを誇っているYahoo!ですが、海外において検索エンジンといえばGoogleの陰に隠れた存在でした。
しかし、Yahoo!もただ負けていたわけではなく、インターフェイスの改善に始まり、さまざまな対策を行ってきていました。この流れは日本のYahoo!にも伝わってきており、トップページのリニューアルが年明けにも予定されています(このことについては、以前のエントリーでも書きました)。
Yahoo!とGoogleの圧倒的な違いは、ポータルサイトとして、さまざまなサービスを展開していることにあると言えます。
これは日本のYahoo!をご存知の方であれば、よくわかっていただけることかと思います。検索はもちろんのこと、ニュース、株価、地図、路線情報、メール、ブログ、SNS、オークション、占いなど、個人ユーザーを主な対象としてあらゆるサービスを網羅したサイトとしてYahoo!は非常に有名です。
これはつまり、ユーザーがワンストップでサービスを受けられるということであり、Yahoo!に行けばほしい情報が手に入る状態であるということになります。
したがって、必然的に滞在時間も長くなり、日常的に使うサイトであるからこそ、ブラウザの「ホームページ(スタートページ)」にも登録されることが多いと言えます。(Yahoo!をスタートページに設定しているユーザーが約半数いることについても、以前のエントリーで取り上げました)
Yahoo!が今回のミシガン大学の調査によって、顧客満足度の高いポータルサイトであると判明したことは、今後Yahoo!を利用しようと考える方が増えることにつながり、それらの人からのフィードバックによって、さらによいサイトになっていくことになります。
Googleの一人勝ち状態が続いていた検索エンジン市場においても、Yahoo!から目が離せなくなってきているのです。
検索エンジンの性能としてもGoogleの方が高いと言われ続けているだけに、Yahoo!としてもその性能向上に躍起になっています。
今後、GoogleとYahoo!によるシェア争いがまた活発になっていくかと思うと、楽しみで仕方ありません。
ますますSEOの重要性が高まってくるということですしね。
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