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SEOで上位表示させることの意味
[大倉 健志]

 SEO対策において、とかく陥りがちなことがあります。
 それは、ただキーワードを上位に表示させればよい、ということです。
 上位に表示させるだけであれば、ある程度の期間とコストをかければ、それほど難しいことではないでしょう。
 しかし、Yahoo!で10位以内に表示させて、そこから得たいものはいったい何でしょうか。

 上位に表示されることによって、より多くの人の目に触れ、興味を持ってもらい、注文や問い合わせにつなげていくことが、本来の目的であるはずです。
 それをないがしろにして、上位に表示させることだけを売り物にしたり、外部リンクを買わせるばかりのところが多くあります。

 先日、アウンコンサルティング社のブログ「SEM-ch」で、非常に共感できる記事が掲載されました。
 SEOを手がける私たちも含め、心しなければならないことだと思います。

SEOの実施前に、そもそもあなたのWebサイトは次の条件を満たしているかどうかを検証してみて欲しい。
  • Webサイトの目標がぶれないよう判断できる最終意思決定者が存在する
  • 最終意思決定者がSEOの十分な知識をもっている。または十分な知識をもったスタッフが意思決定をサポートできる
  • 全関係セクションがWebサイトの目標を共有している
最低でもこれらの条件を満たせなければ、SEOの場合、失敗が数値となって明確に現れてくるだろう。
(「SEOを始める前にWeb担当者がすべきこと-(((SEM-ch)))」より)

 そう、SEOはただYahoo!やGoogleの検索結果の上位に表示させればよいというものではありません。
 ただ上位に表示させるだけであれば、上記のようなことはまったく必要ないはずです。

 Webサイトの目的を達成するために、成果を出すために、最適なキーワードで上位表示を目指す。
 そのために、サイト内のコンテンツを最適化し、ユーザーにとっても、検索エンジンにとっても最適化されたサイトとしていくことこそ、SEOの本質であると思うのです。それは検索エンジンのためだけのSEOではなく、ユーザーに受け入れられるサイト構築をおこなうことであり、目的の明確なWebサイトにしか達成できないことです。
 だからこそ、最終決裁者がSEOを正しく理解している必要があるし、Webサイトの目標を共有する必要があるのです。

つまりは、Webサイトの構築・運用に向けた組織体制最適化こそがSEOの第一歩になると理解してもらうことが重要だといえる。
(「SEOを始める前にWeb担当者がすべきこと-(((SEM-ch)))」より)

 Webサイトは、企業の縮図であると言われます。
 であるからこそ、広報部だけでなく、営業部も、法務部も人事部も、社内のすべての部署が一体とならなければ、まとまりのないWebサイトとなってしまうのです。

 ただ小手先の技術でSEOをおこなっているようでは、いつまでたっても技術革新とのいたちごっこになってしまいます。
 まだまだ市場が成熟し始めてもいない大阪ではありますが、そろそろこういうところに目を向けていかなければ、本当の意味での発展はないのではないでしょうか。

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