面白き こともなき世を 面白く



現在の階層


エンブリッジ・プロジェクトマネジャーブログ

Yahoo!の検索アルゴリズムがバージョンアップ
[大倉 健志]

 こんばんは、大倉です。

 昨日エントリーしたばかりですが、気になるニュースが飛び込んできたので、続けてエントリーしたいと思います。
 今回は、Yahoo!検索 スタッフブログに掲載された「YST検索アルゴリズムを刷新」という記事からです。

 YSTについては以前、「Yahoo! の進化に思うこと」というエントリーでも触れているので割愛しますが、Yahoo!が採用している検索エンジンが「YST」と呼ばれています。

Yahoo!が開発しているウェブサーチエンジン「YST」の検索アルゴリズムをバージョンアップしました。
以前にお知らせしたYST updateとは異なり、今回は検索アルゴリズムの完全な刷新となります。これも順位の変動を伴うものですので、今回から実験的に実施報告をしていきたいと考えています。
YSTでは、より良い検索結果を提供するために、さまざまな研究開発を行っています。新しいランキング手法、アイデアのトライアルを繰り返し、ベストの結果を生成するアルゴリズムを採用しています。アルゴリズムの内容については非公開ですが、我々のチームではウェブサーチエンジンとしての基礎的な性能向上はもちろんのこと、日本語および日本語のウェブ独特の問題に対しても、積極的にアプローチしています。
YSTを採用して以来、このような大きなバージョンアップを何度も実施してきました。自信を持っておすすめできる、非常に優れたアルゴリズムとなっています。ぜひお試しください。
(「YST検索アルゴリズムを刷新」より)

 以前のアップデートとは違い、アルゴリズム自体が更新されたようですね。「アップデート」と「バージョンアップ」という表現の違いがそれを表しているような気がします。
 いくつかのキーワードをざっと見てみましたが、大きな順位変動が起こっているキーワードがいくつかありました。

 Yahoo! JAPANといえば、先日(3月27日)「Yahoo!検索、ウェブ検索に「ブログフィルタ」機能を追加」という記事が出ていた通り、検索結果からブログをはじくフィルタがついたり、以前は表示されていたYahoo!カテゴリの表記がなくなったりもしました。
 これらは「検索設定」で変更することができますので、元のように表示させることもできるのですが、よりシンプルに目的の検索結果を表示できるよう、ユーザー自身が選択できるようになったともいえると思います。

 今回のYSTバージョンアップで感じたことは、Googleの検索アルゴリズムに近づいたのでは、ということです。もちろん、検索結果も順位も異なるのですが、傾向が似てきたような印象があるのです。
 つまり、ロボット型検索エンジンとして、より精度を高めてきたという印象を受けるのです。

 Yahoo!はポータルサイトとして日本では圧倒的な地位を獲得していますが、検索サイトとしてはGoogleの方が優れていると言われ続けてきました。
 しかし、それがいつまで続くのか、Yahoo!の追い上げが非常に楽しみになってきました。


 ちなみに、米Yahoo!のYahoo! Search Blogにおいて、Yahoo!のクローラー「Yahoo! Slurp」が、これまでの「inktomisearch.com」から「crawl.yahoo.net」にホスト名を変更したこともアナウンスされていました。

Anyone who has seen their web server logs, has seen the Yahoo! crawler come by and leave its mark. It identifies itself as 'Yahoo! Slurp' and its domain is inktomisearch.com. For those of you who follow the search space, you can easily guess that this is one of the last historic remnants from our acquisition of Inktomi a few years ago. Well, the crawler finally decided to move and find a new home. We are moving our crawler from inktomisearch.com to crawl.yahoo.net.
(「Yahoo! Search Crawler, Slurp, is moving」より)

 長年のInktomiの名を捨てて、Yahoo!の名を冠したことからも、検索エンジンの覇者であるGoogleに本気で対抗していこうという姿勢が垣間見えるような気がします。

« 女性に好印象なワイシャツの色 Best 10 | 社員ブログTOP | ご冥福3 »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらくお待ちください。)


関連情報

Powered by
Movable Type 3.2-ja-2

有効な内部統制につながる内部通報窓口のつくり方

エンブリッジ社長ブログ

有用な「内部統制」を実現するために


ナビゲーション