内部統制って パート2
[杉浦 正二]
久しぶりの投稿となってしまいました。
本日の日本経済新聞の3面に、前ニューヨーク市長のジュリアーニ氏のインタビューが
掲載されておりました。
タイトルは、「内部統制ルールは有効か」です
新聞を捲りパット目に飛び込んできたのでその記事を読んだのですが、
その中でなるほどと思ったことが。。。
米国の内部統制ルールにおいて、施行の一年目は過剰反応をしすぎて
お金をかけすぎ、2年目は少し費用が減った。3年目になりようやく企業
改革法の効果を評価しはじめた。
と言うコメントです。
今の日本においても、J-SOX対応、新会社法における内部統制と
騒がれており、費用対効果が見え難いといった点があります。
確かに、内部統制を構築することが、企業の利益に直結することは
難しいとは思います。しかし、直結しないからといって実施しなくては
よいという問題ではありません。
内部統制をきちんと構築することの目的として、企業の不祥事を
防ぐ為だけでなく、「企業価値をあげる」といったビジネス戦略上
の視点にもきちんと目を向けることが重要であるとも掲載されており
ました。
「企業価値をあげる」 言葉ではよく使われますが、ではいったいどう
すれば企業価値が上がるのでしょうか?
良い商品をつくれば上がるのか?
不祥事を起こさなければ上がるのか?
利益を出していればあがるのか?
これについては答えはないと思います。
しかし最低限「当たり前のことを当たり前のように行う事が出来る企業
でなくてはいけない」
というのは間違えないのではないでしょうか?
昨年、今年の初めと企業(特に大企業)の信じられない
不祥事が多発しております。しかも、調べれば調べるほど
芋づる式のように出てきています。
テレビ業界でも、データのねつ造などの不祥事が見受けられます。
一度犯した不祥事を挽回するには、並大抵の努力では難しい。
また、一部の社員が起こした不祥事により、そこに働く
従業員全てが、悪者扱いになってしまいます。
社員としては、「自分の会社は大丈夫!!」と自信をもって
いえる職場で働くことが、誇りとなり、愛社精神となり、
モチベーションの向上に繋がっていく要因の一つです。
内部統制に関って仕事をしていく以上、何の為に内部統制
を行うのか? を再度考える一日でした。