社内ブログ、社内SNSの有効性について
[大倉 健志]
こんばんは、DMM 大倉です。
前回、元日にエントリーしてから随分と間が空いてしまいました。
その間、個人的にもさまざまな出来事があり、あっという間に時間が経った感覚でいます。休みボケを感じる間もなかったというか…。
それはさておき、本日は社内ブログや社内SNSについて少し書いてみたいと思います。
情報発信や仲間内のコミュニケーションに有効なブログ・SNS。mixiなどを活用して、コミュニケーションの幅を広げる人も少なくない。こうしたブログやSNSを企業が社内情報共有向けに導入する事例も増えてきた。社内のブログ・SNSは情報共有に役立っているのだろうか。 (「社内のブログ・SNSは情報共有に役立つ?」より)
ITmedia Biz.IDに「社内のブログ・SNSは情報共有に役立つ?」という記事が掲載されていました。
株式会社メタフェイズが実施した「社内ブログ・社内SNSに関する調査」という公開リサーチについての記事です。くわしい調査結果は、「社内ブログ・社内SNSに関する調査結果報告書 (PDF)」に掲載されています。
今回の調査結果では、依然として電話(95.6%)・FAX(91.9%)といった旧来からの通信手段が情報共有の主流であること、そしてメールも78.7%と大部分を占めるようになってきたことが明らかになっています。メールは便利だけれど、やはり電話で確認!といったことはビジネスをしていく上では基本ですよね。
ところで、今回の本題である社内ブログや社内SNSの利用状況ですが、12.6%と非常に少数派であるようです。
また、会社の規模で見ると、従業員500名以上の会社での利用率が高く(27.5%)、50名未満の会社では2.9%と非常に低くなっています。
実際に社内ブログや社内SNSを利用している方に「情報共有の手段として有効と思うか」をたずねたところ、87.5%の方が有効だと回答されています。
職種別では営業・販売職や技術職(システム開発など)において多く利用されているとのこと。
やはり、こういったツールを利用することに慣れている(抵抗感がない)ということは非常に重要な要素になっているのではないかと思います。また、営業職の場合はそれぞれの持っている情報共有などを行う場合に、社内ブログや社内SNSを利用することによって、時間や場所を共有しなくとも情報のやり取りができるという点でメリットがあるのではないかと思います。
実際、社内ブログや社内SNSを活用して業務報告や事例紹介などを行っているという話も聞きますので、うまく活用すれば有効なのでしょうね。
ただし、それも従業員数の多い会社の場合に限られるかもしれません。
50人程度までの規模であれば、そもそも生身のコミュニケーションで十分であり、ブログやSNSを利用するまでもない――ということなのかもしれない。 (「社内のブログ・SNSは情報共有に役立つ?」より)
と書かれていますが、まさにそのとおりだと思うのです。
エンブリッジにおいても、社員ブログこそ利用していますが、社内コミュニケーションの主流は直接の対話です。もちろんメーリングリストなども利用していますが、それよりも直接のやり取りによる情報共有がもっとも多くなっています。
これはそれぞれの会社の風土にもよるとは思いますが、どのようなツールを利用するのか、よく見極めて判断しなければならないと思います。ツールはそれを利用する目的や意識がないと、ただのツールで終わってしまいますし。
以前に掲載されていたニュースでは、このようなことが書かれていました。
社内SNSをすでに導入した企業では、導入後の効果として「個人自らが情報発信を積極的に行うようになった」「欲しい情報が容易に見つけることができるようになった」「コミュニティを通じて社内での連帯感が生まれた」「わからないことを誰に聞けばよいのかすぐにわかるようになった」などの評価を得ている。 (「『実務情報が共有できない』悩み、『社内SNS』が救世主となるか?」より)
上記の例は、非常にうまく活用されている事例ではないかと思います。
自発的に情報発信を行う、連帯感が生まれる、情報を持っている人がわかる、これらの効果が得られるのであれば、社内ブログや社内SNSも今後導入する企業が増えていくのではないかと思えます。
2007年はブログやSNSの裾野がさらに広がって生きそうな、そんな予感がする調査結果でした。