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エンブリッジ・プロジェクトマネジャーブログ

2006年を振り返る
[金澤 貴司]

今年も残り一週間となりました。

光陰矢のごとし。

本当に時が経つのは早いですね。

一年の終わりという事で、ありきたりではありますが、
僕なりに簡単に2006年を振り返ってみようと思います。

僕の2006年に対する印象はズバリ・・・

「疑惑の年」です。

1月に衝撃を与えたライブドアの株式分割をめぐった事件。
ホリエモンの愛称でIT業界の寵者として若者を中心に支持を得たものの、
証券取引法違反の疑いで捜査が入り、現在も公判は続いています。

同じく証券取引法違反で、6月には村上ファンドの村上世彰氏が
逮捕されました。

公務員の不正事件では、広島県呉市の一般職員採用試験で、
受験者2人を不正に合格させたとして、地方公務員法違反(任用規定違反)の罪
に問われた前市長など、枚挙に暇がありません。

そして、不正発覚はビジネス界だけではありませんでした。

サッカーでは、イタリアの名門クラブチームであるユベントスのGMが、
イタリアサッカー協会(FIGC)幹部に対し、セリエAの試合で主審を指名する際、
圧力をかけていた「審判不正操作事件」が起きました。

しかもその後、ラツィオ、フィオレンティナ、ACミランなども同様の不正が
発覚しました。

結果的に、上記のチームにはセリエB(いわゆる2部リーグ)降格など、
非常に厳しい処分が下されました。


その一方で、こういった不正を排除しようとする時代の潮流も感じます。

4月に、国民の利益にかかわる犯罪行為などを通報した労働者や公務員が、
不利益が生じないよう保護する法律公益通報者保護法が施行され、
5月には新会社法が施行されました。

施行こそまだですが、会計監査制度の充実と企業の内部統制強化を目的とした
日本版SOX法には大手企業が軒並み対応に追われています。

僕自身、内部統制に関する仕事の関係で、日本でも権威あるリスクマネジメントの
プロの方とお話する機会があり、その方とのお話の中でよく覚えている言葉があります。

「法改正によりレフェリーのジャッジメントが厳しくなっている証拠。
 ボールが少しでもタッチラインを割ればすぐに笛を吹かれる時代になりつつある」

という言葉です。

その後、イタリアでの不正事件のニュースが流れた時には、
ああ、全く言いえて妙だなと思ったものです。


僕自身が法律関連の仕事に携わるようになったからか、どうしても不正に関する事件やニュースに
敏感になったように思います。

ただ、こうして振り返ってみますと、やはりそれ以上に不正事件が相次いで起こっていると
改めて痛感します。

2007年は、もう少しハッピーなニュースがあるといいですね。


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